住宅の購入についてローンや注意点などを流れにそってご紹介いたします。ここでは専有部分と共用部分について説明します。|マンション購入情報
住宅を購入する時に、マンションの専有部分と共用部分ということばに接してどこが専有でどこが共用なのかと気になる人も多いと思います。区分所有者法という法律に、この区分が述べられています。
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専有部分とは、建物の個々の所有権の目的とする部分を指します。つまり、分譲マンションの各室のことです。共用部分とは専有部分に含まれない建物部分と建物付属物、付属建物が共用部分になります。共用部分は、2通りに分けられます。
共同の廊下、階段、エレベーター、外壁、ロビー、電気、ガス、水道の配管(線)で専有部分に属さないもの。法律上、当然共用部分とされるものを指します。
管理事務所、集会所、別棟の倉庫などのように規約に定めて、初めて共用部分となるもの。
ベランダや専用庭は共有部分です。共有部分の一部分を特定の目的のために使用できる部分を専用使用部分といいます。この専用使用部分を利用する権利が専用使用権です。専用使用部分の使用は共有部分なので、使用に制限があります。マンションの購入する際には、規約をよく読んで、共用部分がどこにあたるのかを把握しておきましょう。それによって、修理が必要なときに管理組合が修理をするのか、居住者がしなければならないかが変わってきます。水道の配管は枝管から専有なのか、メーターまでが共用なのかなど規約に定めていないと、水漏れした場合、どちらが費用を持つか、という問題が起こってくるからです。住宅の購入には、多くの情報を集めしっかり検討することが大切です。
住宅の購入は人生で一番大きな買い物かもしれません。新築物件か中古物件か、購入する価格の設定、ローンの支払い金額、立地条件や環境などさまざまな事を考慮しなければなりません。 きちんと整理をするためにも住宅購入にはどのようなことに注意すべきか、考えてみましょう。
■購入金額や月々支払う額購入にあたっては、住宅ローンを組む人が多いと思いますが、頭金・購入にあたっての諸経費・月々のローン額と支払い終了をいつにするかを決めて支払える額の中から物件を選択しましょう。
■立地条件子どもがいる人は、通う幼稚園や学校がどのくらい離れているかを調べてください。 住宅の近くに学校があるからと安心していると、学校区が違っていて遠くの学校に通わなければならない場合があります。 また、スーパーや病院、バス停の場所も把握しておきましょう。
■新築か中古か新築の場合は、シックハウスの問題があります。 家族にアレルギーがある場合は特に注意が必要なので、使用している接着剤など確認が必要です。 中古物件の場合、築年数やリフォームが必要かなどに気をつけて見学してください。
■一戸建てかマンションか子どもがいる家庭では、下の人に気を使わずにすむ一戸建てやマンションの1階が頭に浮かぶでしょう。 メンテナンスの大変さを考えてマンションを選ぶ場合もあります。
■手間を惜しまない複数の物件を見る、有利な住宅ローンを探す、複数の不動産屋を回るなど住宅購入には時間と手間が必要です。
長年住む一生物の大切な買い物です。 検討を重ね、じっくり選んで賢い買い物にしましょう。
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