一戸建て住宅のメンテナンス費用も考えて住宅の購入を!

住宅のメンテナンスは、マンションの場合であれば大規模な修繕などは管理組合が行います。しかし、一戸建ての住宅では、すべての管理や修繕を居住者が行わねばなりません。マンションの場合は持ち主の承諾がないと大規模な修繕は行えませんが、一戸建ての場合は持ち主の判断で行えます。しかし、高額の費用がかかるので、普段から資金を積み立てるなどして意識して準備しておかなければなりません。

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特にお金がかかるのは、外壁や屋根の塗り替えや修繕費用です。この塗り替え作業は10年に1度行うのを目安として費用を用意しておきましょう。少なくとも、100万円は必要となります。住宅の大きさや外壁や屋根の種類などで料金は大きく異なります。外壁がサイディングの場合、つなぎ目のシーリング材にひび割れや隙間があると雨漏りにつながります。ひび割れなどが見つかった場合は、放置せず、早急な補修をしてください。また、コンクリートの基礎にひび割れがないか、土台に白蟻被害がないかなど定期的な点検が必要です。大事に至る前に修繕しておくと安心です。住宅の劣化は周辺の気候や環境、塗料の種類によって異なってきますので、自分の家の修繕時期は、点検しながら見極めるようにしてください。住宅の購入には、購入の時だけでなく、長年に渡って大きなお金が必要となります。住宅ローンだけでなく、メンテナンスの費用も用意して、そのうえで定期的な点検、補修や日々の掃除などを心がけ、大事なマイホームを長持ちさせてください。

住宅を購入する前に

住宅の購入は人生で一番大きな買い物かもしれません。新築物件か中古物件か、購入する価格の設定、ローンの支払い金額、立地条件や環境などさまざまな事を考慮しなければなりません。 きちんと整理をするためにも住宅購入にはどのようなことに注意すべきか、考えてみましょう。

■購入金額や月々支払う額購入にあたっては、住宅ローンを組む人が多いと思いますが、頭金・購入にあたっての諸経費・月々のローン額と支払い終了をいつにするかを決めて支払える額の中から物件を選択しましょう。

■立地条件子どもがいる人は、通う幼稚園や学校がどのくらい離れているかを調べてください。 住宅の近くに学校があるからと安心していると、学校区が違っていて遠くの学校に通わなければならない場合があります。 また、スーパーや病院、バス停の場所も把握しておきましょう。

■新築か中古か新築の場合は、シックハウスの問題があります。 家族にアレルギーがある場合は特に注意が必要なので、使用している接着剤など確認が必要です。 中古物件の場合、築年数やリフォームが必要かなどに気をつけて見学してください。

■一戸建てかマンションか子どもがいる家庭では、下の人に気を使わずにすむ一戸建てやマンションの1階が頭に浮かぶでしょう。 メンテナンスの大変さを考えてマンションを選ぶ場合もあります。

■手間を惜しまない複数の物件を見る、有利な住宅ローンを探す、複数の不動産屋を回るなど住宅購入には時間と手間が必要です。

長年住む一生物の大切な買い物です。 検討を重ね、じっくり選んで賢い買い物にしましょう。

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