申告しなければ減額されない固定資産税の減免措置

固定資産税には、いくつかの減免措置があります。申告しなければ税金の減額はされませんので忘れずに申告しておきましょう。住宅を購入した際は、このような減免措置も忘れずに受けるよう心がけてください。

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耐震改修

平成18年1月1日以降に耐震改修をした用件を満たす住宅にも減免措置があります。120m2までの居住部分に対する固定資産税額(家屋分)の1/2が減額されます。耐震改修が終了した翌年から次のように減額されます。耐震改修が完了した日が、平成18年1月1日~平成21年12月31日の場合は3年度分減額。平成22年1月1日~平成24年12月31日は2年度分。平成25年1月1日~平成27年12月31日は1年度分。

バリアフリー改修

平成19年1月1日以前から所在する住宅で平成19年4月1日以降にバリアフリー改修工事を行った一定の要件を満たす住宅も減免措置があります。ただし、新築住宅や耐震改修住宅に対する減額措置を受けている間は対象になりません。対象は平成19年4月1日から平成22年3月31日までの間の改修工事です。100m2までの床面積に相当する税額の1/3が減額されます。工事完了の翌年度分のみの減税です。

その他

生活保護を受けていたり、火災・風水害などの災害にあった場合にも減免措置があります。住宅の購入に際しては、このような情報も資金面でとても助かるので、広報などをしっかり目を通すように常日頃心がけておきましょう。

住宅を購入する前に

住宅の購入は人生で一番大きな買い物かもしれません。新築物件か中古物件か、購入する価格の設定、ローンの支払い金額、立地条件や環境などさまざまな事を考慮しなければなりません。 きちんと整理をするためにも住宅購入にはどのようなことに注意すべきか、考えてみましょう。

■購入金額や月々支払う額購入にあたっては、住宅ローンを組む人が多いと思いますが、頭金・購入にあたっての諸経費・月々のローン額と支払い終了をいつにするかを決めて支払える額の中から物件を選択しましょう。

■立地条件子どもがいる人は、通う幼稚園や学校がどのくらい離れているかを調べてください。 住宅の近くに学校があるからと安心していると、学校区が違っていて遠くの学校に通わなければならない場合があります。 また、スーパーや病院、バス停の場所も把握しておきましょう。

■新築か中古か新築の場合は、シックハウスの問題があります。 家族にアレルギーがある場合は特に注意が必要なので、使用している接着剤など確認が必要です。 中古物件の場合、築年数やリフォームが必要かなどに気をつけて見学してください。

■一戸建てかマンションか子どもがいる家庭では、下の人に気を使わずにすむ一戸建てやマンションの1階が頭に浮かぶでしょう。 メンテナンスの大変さを考えてマンションを選ぶ場合もあります。

■手間を惜しまない複数の物件を見る、有利な住宅ローンを探す、複数の不動産屋を回るなど住宅購入には時間と手間が必要です。

長年住む一生物の大切な買い物です。 検討を重ね、じっくり選んで賢い買い物にしましょう。

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