日当たりや間取りなどを物件の現地室内見学で確認

購入価格や立地、部屋の広さなどを考慮して、これは、と思う物件があったら、面倒とは思わずに現地見学しましょう。新築マンションなどはできあがる前に販売する場合もありますが、モデルルームと現地には必ず足を運びましょう。住宅の室内における現地見学のポイント・日当たり南向きの物件であっても、南側に高層マンションがあったり、傾斜地のために日が入らない場合もあります。きちんと確認しておきましょう。マンションの場合、窓のない部屋がどの程度暗いのかも見ておきましょう。

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風通し

風通しが悪いとカビに悩まされることがあります。窓の位置や大きさ、見ておけるなら押入れの中の状態も把握しておきましょう。

間取りのチェック

前もって、間取り図を確認していても、実際に見たり動いたりして使い勝手が便利だと思ったり、不便だと判明する場合があります。玄関を入ってすぐのトイレは扉を開いたらトイレの中が見えたりしないか、キッチンの高さは使いやすいか、備え付けの器具にはどのようなもの(食器洗い乾燥機など)があるかをチェックしておきましょう。マンションの場合は、歩く音がどの程度響くのか確認しておきましょう。

中古物件について

リフォームを施さないと住めないような物件もあります。また、古くなって扉がきちんと閉まらないなど不具合もある場合がありますので、扉やふすまの開け閉めも確認してください。床を歩いてきしまないか、などもチェックしておきましょう。ベランダやバルコニーも確認して、防水がほどこされているかを見るのも大切です。住宅の購入には、たくさんの確認事項があり、面倒に思うことが数多くあります。しかし、一生住む大切な財産の購入です。気になる物件を見つけたら、何度でも納得がいくまで見て尋ねて、賢く住宅を選択してください。

住宅を購入する前に

住宅の購入は人生で一番大きな買い物かもしれません。新築物件か中古物件か、購入する価格の設定、ローンの支払い金額、立地条件や環境などさまざまな事を考慮しなければなりません。 きちんと整理をするためにも住宅購入にはどのようなことに注意すべきか、考えてみましょう。

■購入金額や月々支払う額購入にあたっては、住宅ローンを組む人が多いと思いますが、頭金・購入にあたっての諸経費・月々のローン額と支払い終了をいつにするかを決めて支払える額の中から物件を選択しましょう。

■立地条件子どもがいる人は、通う幼稚園や学校がどのくらい離れているかを調べてください。 住宅の近くに学校があるからと安心していると、学校区が違っていて遠くの学校に通わなければならない場合があります。 また、スーパーや病院、バス停の場所も把握しておきましょう。

■新築か中古か新築の場合は、シックハウスの問題があります。 家族にアレルギーがある場合は特に注意が必要なので、使用している接着剤など確認が必要です。 中古物件の場合、築年数やリフォームが必要かなどに気をつけて見学してください。

■一戸建てかマンションか子どもがいる家庭では、下の人に気を使わずにすむ一戸建てやマンションの1階が頭に浮かぶでしょう。 メンテナンスの大変さを考えてマンションを選ぶ場合もあります。

■手間を惜しまない複数の物件を見る、有利な住宅ローンを探す、複数の不動産屋を回るなど住宅購入には時間と手間が必要です。

長年住む一生物の大切な買い物です。 検討を重ね、じっくり選んで賢い買い物にしましょう。

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